ブロードバンドによる文化振興活動を支援する民間団体ブロードバンドフォーラムと、そのメンバー企業であるNTT東日本、ロボット、プラトが2003年5月20日〜9月30日に、アプリケーションストリーミング配信サイト「あぷり堂本舗」のトライアルを実施する。NTT東日本が5月16日に発表した。
インターネット接続の高速化にともない、ブロードバンドを利用した新たなコンテンツ配信形態を求める声が高まっている。同フォーラムと各社は、あぷり堂本舗のトライアル実施により、ブロードバンド市場の拡大と発展を支援するとしてる。
あぷり堂本舗では、イスラエルのPixel Software Technologiesが開発し、ロボットが販売権を持つ配信技術「Click'n Play」を用い、クリックするだけでアプリケーションをレンタルすることが可能。ユーザーは、あぷり堂本舗にアクセスして会員登録を行い、利用したいアプリケーションを選んで、起動に最小限必要なデータのみダウンロードする。その他のデータについてはストリーミング形式で配信される。ユーザーは、自分のパソコンにアプリケーション全体がインストールされているかのように操作することができるという。
トライアル開始当初のレンタル提供コンテンツは、プラトの英語トレーニングソフトウェア「えいご漬けシリーズ」、キー入力練習ソフトウェア「キーボードマスターシリーズ」を予定している。レンタル料金は、7日間300円と30日間1000円の2種類。提供コンテンツは随時追加する計画だが、レンタル料金はコンテンツにより異なる。
なお、アマゾンジャパンのAmazon.co.jpサイトとNTT-XのNTT-X Storeサイトが販売に関して協力する。
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