日本SGI(和泉法夫社長)は5月15日、ミッドレンジサーバー「SGI Origin 350」と「SGI Onyx 350」を6月上旬から発売すると発表した。
「SGI Origin 350」は、MIPSプロセッサと同社独自のUNIXオペレーティングシステムである「IRIX」搭載のUNIXサーバーシリーズ「Origin」のミッドレンジモデル。NUMAflexアーキテクチャによって、2プロセッサ構成のスタンドアローン・テクニカルサーバーから32プロセッサ、64GBメモリ、62PCI-XスロットのHPC構成まで拡張することができ、用途に合わせた最適なシステムを柔軟に構成することができる。
「SGI Onyx 350」は、「Origin」の共有アーキテクチャをベースにした、グラフィックス性能に優れた「Onyx」シリーズのミッドレンジモデル。最大32個の600−700MHzのMIPS R16000プロセッサと、最大64GBの共有メモリを搭載可能で、グラフィックスオプションも最大8パイプまで搭載可能にした。
なお、新製品の販売開始に合わせ、両製品を中核としたキャンペーンを今年9月末日まで実施する。「Origin 350」と、2Uサイズの高密度Ultra3 SCSI JBODストレージ・システム「TP900」をパッケージ化したモデル(価格は495万円)や、「Onyx 350」とクライアントパソコン「Silicon Graphics Fuel」5台、さらにサーバーと複数のクライアントパソコン間で、アプリケーションやデータを共有可能にするソフト「OpenGL Vizserver」の新バージョン「同 3.1」をセットにしたモデル(価格は2145万3000円)など、数タイプのキャンペーンモデルを特別価格で提供する。
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