トレンドマイクロ(スティーブ・チャン社長 兼 CEO)は5月13日、ワーム「WORM_LOVGATE(ラブゲート)」について新亜種が多数発見され、日本を含めアジアを中心に被害報告が増えていることから、ウイルス警報「VAC-3」(VAC-1が最高)で警告した。危険度は「中」レベル。
このワームは、メールに自身のコピーを添付して送信するマスメーリング型のワーム活動を行う。また、ネットワーク上の共有フォルダに対しても自身のコピーを頒布するネットワークワームの活動も行う。同社では、「同ワームの活動に関しては現在解析が進行中」としており、随時情報をアップデートしていく予定。
発見された新亜種の感染状況は、「WORM_LOVGATE.I」が日本およびシンガポールで報告あり、「WORM_LOVGATE.J」が韓国を中心に流行中、「WORM_LOVGATE..K」が日本で報告あり。
なお、トレンドマイクロでは、すでにパターンファイル534以降で対応している。
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