日本AMDがAMD Athlon XP 3200+を発売、FSBを400MHzに高速化

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年05月13日 16時25分

 日本AMDは5月13日、デスクトップパソコン向け新型プロセッサ「AMD Athlon XPプロセッサ3200+」を発表した。フロントサイドバス(FSB)のクロック周波数を400MHzとし、従来製品よりも高速化している。

 同社によると、「同プロセッサは競合製品に比べ業界標準ベンチマークテストで平均6%高い性能を示した」という。

 同プロセッサの主な特徴は以下の通り。

  • QuantiSpeedアーキテクチャを採用
  • 3DNow!プロフェッショナル命令に対応し、マルチメディア処理能力を向上
  • 合計384Kバイトまたは640Kバイトのフルスピード・キャッシュを内蔵(オンチップ128KバイトのL1キャッシュと、オンチップ256Kバイトまたは512KバイトのL2キャッシュ)
  • Socket Aインフラストラクチャとの互換性を確保
  • FSB周波数は、266MHz、333MHz、400MHzのいずれか
  • ドイツのドレスデンにあるFab 30で、0.13ミクロンプロセスの銅配線技術を用いて製造

 AMD Athlon XPプロセッサ 3200+は、全世界で同日出荷する。同プロセッサを搭載するシステムは、国内ではフェイス、マウスコンピュータジャパン(エムシージェイ)、パソコン工房(アロシステム)、DOS/Vパラダイス(サードウェーブ)が順次発売する見込み。

 なお同プロセッサの1000個ロット時の単価は5万8000円とする。

日本AMD

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