日本ユニシス(島田精一社長)は、顧客や投資家へ映像情報の配信を計画している企業に向け、新メニュー「社外向けストリーミング活用支援サービス」を5月8日から販売開始した。
ブロードバンド化の進展にともない、各企業は、製品の好感度向上を図るため、訴求力の高い映像、音声などのリッチコンテンツを活用した社外への情報発信の実現を模索している。しかし、その多くが、インターネットでの情報発信のシステム構築や運用のうえで課題を抱え、実現に至っていないのが実状。
「社外向けストリーミング活用支援サービス」は、こうした状況に対応し、新たにブロードバンドでのコンテンツ配信の検討を始める企業、および現在検討中の企業に対して、ストリーミング配信システムの調査・診断、設計、構築、保守、すべてのライフサイクルを通してサポートし、最適な配信を実現するための支援サービスを提供するもので、今回は3つのメニューを用意している。
「ストリーミング導入プランニングサービス」では、検討企業が描いているストリーミング配信イメージを基に、必要なハードウェアとソフトウェアの抽出や運用のアドバイスなど、導入から実際の配信を行うまでに何が必要で、どのような手順で作業するのかといったプランニングを行う。
「ストリーミング設計・構築支援サービス」では、ストリーミング配信システムの設計および構築を支援。また、「ストリーミング運用支援サービス」では、コンテンツ管理システム、ストリーミング配信システムの運用を支援する。
サービス料金は、「ストリーミング導入プランニングサービス」が48万円からとなっており、03年度に50社への販売を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)