楽天(三木谷浩史代表取締役会長兼社長)は5月6日、仮想販売代理店システム「楽天アフィリエイト」を5月1日からスタートしたことを発表した。
「楽天アフィリエイト」は、個人ホームページやEメールなどで「楽天市場」の商品紹介をすると、販売代理店のように紹介報酬が得られるというもの。具体的には、「楽天市場」で買い物をしたユーザーを始めとする利用者が、購入した商品や購入したいと注目している商品を紹介すると、その報酬として「楽天スーパーポイント」を付与する。
これまでもインターネット上に、楽天を紹介するアフィリエイトプログラムは存在していたが、紹介者のターゲットがサービス事業者を中心としていたため、その利用手順はインターネットに詳しい上級者向けのものとなっていた。
今回のシステムは、楽天が関連会社のトラフィックゲート(小宮山 晋太郎社長)と共同で開発。「楽天市場」のお買い物サービスと連動した機能を備え、
――など、一般消費者でも簡単に使えるサービスとしている。
「楽天市場」出店者にとっては、裾野の広い消費者による参加が見込め、とくにユーザーが「楽天市場」で購入した商品をそのまま紹介することもできるため、口コミマーケティングを期待できる。
このほか、
――などのメリットがある。
同社では、「楽天アフィリエイト」によって、「楽天」の紹介サイトをさらに拡大し、楽天全体の売り上げ向上を目指す考え。
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