人事アプリケーションなどのビジネスソフトウェアベンダー、米PeopleSoftは、6日に米ラスベガスで開催するカンファレンスで、最新のビジネスアプリケーション群を発表する予定だ。この中には、Linux上で動作する170の製品が含まれる予定という。同社はIBMと開発パートナーシップを結んでおり、LinuxのベースにはxSeriesやWebSphereなどIBMの製品を用いる。今年第4四半期までには移行を完了させるという。
現在PeopleSoftは、Linux上で動作するアプリケーションを一製品しか取り扱っていない。Linuxへのシフトの理由について同社では、Linuxの成熟と顧客からの要望を挙げている。また今後もUNIX、Windowsなど他のOSベースのアプリケーション事業も継続するという。
ちなみに、ライバルの独SAPは4年以上前から一部の製品でLinuxのサポート提供している。
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