韓国で全閣僚にコンピュータ使用を義務付け

 韓国では、まもなく全閣僚がノートPCを持って国会に参加しなくてはならなくなる。

 朝鮮日報の伝えるところでは、閣議の運営をペーパーレスに変えようという規則が議会を通過し、これにより紙での書類のやりとりは全廃となる。このルールは全員に適応され、大統領のノ・ムヒョンも例外扱いはされない。この規則が実施されるのは今年八月で、それ以降はあらゆる議案及び発表がデジタルに置き換わる予定。

 いっぽう、カナダ下院ではすでにノートPCの使用が認められているものの、とくに強く薦められているわけではない。そして、議場内でのブロードバンドネットアクセスが認められるか否かを巡り、激しい論争が巻き起こっている。

 カナダの日刊紙National Post によれば、ウェブへのアクセスを要求しているのは、下院運営委員会のスポークスマンも勤める大臣John Reynolds。「ウェブへアクセスできることは非常に重要だ。議員が議場内から情報源をチェックできるからだ」とReynolds。「いまは、何か調べたいことがあると、一旦議場から外へ出て、誰かに頼んで何かを見つけてきてもらわないといけない。だが、ウェブへアクセスできれば、それもいらなくなる」。

 それに対して、反対派の議員たちは、「論議に注意して耳を傾けるべき時に、気を散らすものは必要ない」と主張している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]