今週の初め、無線LAN技術の標準化や機器の相互認証を進める業界団体Wi-Fi Allianceは、新しいセキュリティ規格WPA(Wi-Fi Protected Access)をサポートし、Wi-Fiに認証された製品一覧を発表した。それに合わせ、ネットワーク機器メーカー各社はWPAへの対応を表明している。D-Linkは5月1日、WPA対応のアップデータが入手可能になったという。LinksysとNetGearについても、それぞれ5月以降か今四半期内にアップデータの入手を可能にするという。
注目を集める無線LANだが、セキュリティ機能の不足がオフィスへの導入の妨げとなっていた。WPAは、現在標準化が進められているIEEE 802.11iのサブセットであり、現在使用されているWEPの代替となる規格として注目を集めている。
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