野村総合研究所(NRI)は5月1日、情報通信機器と関連サービスに関する日本人の利用実態について調査した結果を発表した。それによると、自宅のパソコンでインターネットを利用している人のブロードバンド利用者の割合は前年比14.4ポイント増の49%となった。利用回線別では、ADSLが同17.8ポイント増の39.9%となり、加入電話回線(22.9%)を抜いてトップとなった。
また、オンラインショッピングの市場規模が初めて1兆円を超える、1兆400億円となった。オンラインショッピングの利用経験率は21.1%(60代を含めると18.6%)で、年間の平均利用金額は5.9万円(60代を含めると6.0万円)となった。
今回の調査は、1997年3月から半年毎に実施している定点観測調査の第13回目にあたる。2003年3月、無作為に抽出した全国15〜69歳の男女2400人を対象に調査を実施した。
その他、主な調査結果は以下の通り。
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