アクアキャストは、NTTドコモのFOMA映像ストリーミングサービス「M‐stageVライブ」で、有料の動画配信サービスを始めると発表した。
名称は「メディアキャスト」。FOMAテレビ電話端末に向けるサービスで、当初の対応機種はP2102V、P2101V、T2101V、SH2101V、D2101V。「FOMAでテレビ。」をキャッチフレーズとしたサービスを展開していくという。
サービスの開始日はM‐stageVライブと同じ5月1日。10社以上のコンテンツ所有者、衛星放送局などの企業、コンテンツ制作・提供者と提携し、当初は約35の動画コンテンツチャンネルを配信する。コンテンツチャンネルは、今秋までに約75〜100チャンネルに増やす予定。
当初は、「ニュース」「天気」「趣味・生活」「スポーツ」「映画」「芸能・アイドル」「車」「イベント」の8つのジャンルを設定し、たとえばニュースでは、国会審議中継、民放キー放送局の経済/一般ニュース、株式番組などを用意する。
利用には、NTTドコモとのインフォゲート契約(月額100円の利用料)とディアキャスト会員登録(無料)が必要となる。FOMAテレビ電話対応端末からURL(www.mediacast.tv)にアクセスし、コンテンツを購入する。コンテンツ情報料金は月額200円〜350円(5月スタート時)だが、上限が1000円の月額固定課金も選択可能。このほか、デジタル通信料金も必要となる。
M‐stageVライブについては、NTTドコモが2002年4月より実証実験/モニター実験を通じ、技術検証/顧客利用状況検証を行っていた。これまでは、PHS・PDA系の機器に動画配信していたが、NTTドコモはこのほど配信対象をFOMAテレビ電話端末に拡大すこととし、その旨を今年4月24日に総務大臣に届け出た。
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