ストレージメーカー大手のEMCは4月28日、次の四半期に同社ディスクアレイ製品のClariionと、Intelベースのサーバ、MicrosoftのWindowsを組み合わせた新製品をリリースすると発表した。最近急成長中の、低価格ネットワークストレージ製品であるNAS(Network Attached Storage)市場への食い込みが狙いである。NetWinと呼ばれているこの製品は、EMCによれば、5万〜13万5000ドルの価格帯になるという。
これは、Microsoftが2年間にわたって続けてきたストレージ市場への食い込みを加速させるものとなる。業界の重鎮であるHewlett-PackardとDell Computerは、急成長するWindowsベースのストレージ市場への取り組みを始めているが、EMCにとって今回の発表は、この動きに追随するものだ。米ネバダ州ラスベガスで開かれているEMC Technology SummitでMicrosoft CEOのSteve Ballmerは「われわれは、ストレージ市場においてMicrosoftのテクノロジーが日に日に重要なものになりつつあることを確信している。EMCとともに、NASビジネスで多くの成功を収めていきたい」と語った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ