ストレージメーカー大手のEMCは4月29日、ネットワーク業界大手のCisco Systems社のファイバチャネル・スイッチ製品を同社ブランドで販売していく計画だと発表した。対象となるのは、Ciscoのディレクタ(大規模向けスイッチ)/ファブリックスイッチ(中小規模向けスイッチ)製品のMDS 9000シリーズ。同製品は、今四半期末に出荷予定になっており、CiscoならびにEMCのソフトウェアで管理可能になるという。
現在EMCは、自社のソフトウェアでCisco製スイッチが管理できるように改良を加えている。同社の将来的なビジョンは、現在サーバで動いている管理ソフトウェアを、よりインテリジェント化されたスイッチ上で動作させることにある。Ciscoは、2002年のAndiamo Systems買収でストレージ市場への参入を果たしたが、この市場のインテリジェントスイッチへの移行が、現在市場を占有するライバルのBrocadeやMcDataに対抗するチャンスだと考えている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力