米Plumtreeは米国時間4月28日、企業ポータルサイトの情報検索、更新、維持を簡易化するソフトウェアの新バージョン、Plumtree Corporate Portal 5.0を今年7月に発売すると発表した。
企業内ポータルは、自社従業員、顧客、パートナー企業の人間などが、情報収集等の目的でアクセスするもの。企業にとっては、社員の生産性向上ならびに経費削減に役立つとされるこの種のソフトウェアの市場には、現在Oracle、Vignette、IBM、Microsoft、SAP、PeopleSoftなどが参入している。
今回リリース予定が発表されたPlumtreeのソフトウェアでは、内容が古くなったまま放置されている社内サイトの増加に対処する機能を搭載するほか、ユーザーのタイプ別にコンテンツをカスタマイズ、あるいはパーソナライズできるツール、そして複数のサイトに対して個別にアクセス制限やセキュリティ設定を行えるツールなどが盛り込まれる。さらに、新たなポータルページを素早くつくれるようにする開発ツールなども含まれる予定。
AMR ResearchのアナリストJim Murphyによれば、2000以上のポータルを社内に持つ企業もあり、これらの乱立したポータルを維持管理していく作業は、とりわけ大企業にとっては頭痛のタネとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス