今日の全ウェブ広告の4分の1は、ビデオや音声、ポップアップ、アニメーションなどを利用したいわゆる「リッチメディア」となっており、全ウェブ広告におけるリッチメディアの割合は2003年末には40%に達する可能性があることが、マーケティング技術会社DoubleClickの調査結果で明らかとなった。
同調査によると、2003年第1四半期の全ウェブ広告にしめるリッチメディア広告の割合は約28%で、前年同期の17.3%から3カ月ごとに約10%伸びているという。ユーザーが広告を実際にクリックした割合を指すクリックスルー率は、リッチメディア広告のほうが通常のウェブ広告よりも高いとされているが、リッチメディア広告のクリックスルー率は、前年同期の2.44%から2.14%に減少している。2003年第1四半期の全ウェブ広告のクリックスルー率は0.7%だった。このほか、通常のバナー広告は依然として全ウェブ広告の半数近くを占めており、「スカイスクレイパー」呼ばれる縦長サイズの広告の人気が急速に伸びている、とDoubleclickは報告している。
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