Webサービス標準団体のOrganization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)は、物品のオンライン売買方法を統一する、「e-procurement」システムのための委員会OASIS Electronic Procurement Standardization(EPS)Technical Committeeを設立した。「物品の電子調達標準のための総合的枠組を開発し、既存の仕様を現在開発中の技術で採用されるようにすることが、われわれの最優先事項だ」と同委員会会長Terri Traceyは述べている。
ウェブ標準技術に特許使用料のかかる技術を採用することの是非が議論となるなかで、OASISはMicrosoftやIBMなど、大手ハイテク企業に有利な方針をとっており、昨年事実上、特許使用料を課す技術の標準採用を禁止した別のウェブ標準団体World Wide Web Consortium(W3C)との対立で注目を集めている。
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