ヤフーは4月25日、2002年度第4四半期(2003年1月〜3月)と2002年度通期(2002年4月〜2003年3月)の連結決算を発表した。同第4四半期の売上高は前年同期比79.1%増の193億円となった。営業利益は同138.8%増の77億円と堅調に増加した。純利益は同82%増の35億円。
広告売上は前期比15.4%増の40億円と5四半期連続で増加し、四半期ベースで過去最高のを記録した。「ナショナルクライアントからの出稿獲得に努め、また前四半期からスタートしたスポンサーサイトがフルに売上に寄与した」(ヤフー)とする。
2002年度通期は、売上高が前年比87.6%増の590億円となった。営業利益は同128%増の235億円、純利益は同106.1%増の120億円と、大幅に伸びた。
「意思決定のスピードを速めること、経営資源を最大限に生かす組織体制を構築することを目指し、6事業部から成る事業部制を本格的に導入した。その結果、通期ですべての事業部が黒字となった」(同社)
Yahoo!BBの接続回線数が2003年3月末現在で、前年比385.9%増の236万回線に到達したほか、オークション事業部の好調な売上増加も全体の収益増加に貢献した。 オークション事業部では、2002年4月からシステム利用料の導入を開始したが、その後も取扱高・ユニークユーザー数は順調に増加したという。
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