プロケット・ネットワークス・ジャパンは4月25日、最高960Gbpsで通信可能な高速ルータ、PRO/8000 High-Availability Router Series(PRO/8000ルータ)の販売を同日より開始すると発表した。
PRO/8000ルータについて同社では、「1チップで40Gbpsのデータ転送を処理可能な独自開発プログラマブルVLSI、PRO/Siliconにより、高い信頼性と性能を実現する」としている。またモジュラー構造を採用し、自己管理(自律)型のネットワークソフトウェア、PRO/1 Modular Service Environment(PRO/1)を搭載したことで、ソフトウェア面からも安定性/保守性を大幅に改善したという。
販売する製品は、最高960Gbpsの転送性能を持つハイエンドモデルPRO/8812と、最高80GbpsのエントリーモデルPRO/8801の2種類。PRO/8812は2003年6月に出荷を開始する予定で、希望小売価格は9700万円から。PRO/8801はすでに出荷を始めており、希望小売価格は6400万円からとする。
なお両製品の販売は、NTTPCコミュニケーションズ、東京エレクトロン、ネットワンシステムズが担当する。
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