ニイウス(末貞郁夫社長)とターボリナックス(矢野広一社長)は4月24日、企業向けLinux製品の販売から教育、サポートなどを含めた包括的な提携を行うことを発表した。
ニイウスでは、今回、Turbolinux製品の強みである高品質な日本語環境やOSとしての安定性、IBMのeServer製品群との親和性に加え、アジアで最も普及しているLinux技術者認定制度「Turbo-CE」などの育成プログラムやサポート体制の充実など総合的に判断し、Linuxの推進に向けターボリナックスとの提携を決定した。
この提携により、両社は、価格性能比の優れたIAサーバーとの組み合わせによる信頼性の高い企業向けLinuxプラットフォームを推進していくほか、Turbolinuxを採用したシステムの社内利用において、同製品の検証、実践を行う。
具体的には、ニイウスがビジネスサーバーOS「Turbolinux Enterprise Server8 powered by UnitedLinux」を中心とするTurbolinux製品群の販売とサポートを提供する。これによって、中核となるUnitedLinuxを最大限に支援する。
また、ニイウス内研修施設において、「Turbo-CE」、「UnitedLinux」、「Certified Engineer」など技術者育成のための各種研修サービスを実施するほか、技術関連の問い合せに対する対応、バージョンアップ情報の提供、障害時の対応などのサポートを両社共同で行う。
さらに、セミナーの共催や展示会における協力など、マーケティング活動や販売促進活動を共同で行い、両社によるソリューション販売の拡大を図っていく予定。
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