米Overture Servicesは23日、第1四半期の業績を発表した。それによると、収益は前年同期比約3分の2減の1110万ドル、売上高は57%増の2億2470万ドルとなった。これは、米Internet Fuelとの仲裁裁判に関する費用を含んだもの。同社はまた、今年度の財務状況の見通しについても修正し、売上高は前年度比50%増の10億ドル、1株当たり利益については、40〜50%下方修正し、25〜30セントとしている。
有料の広告型検索サービスを提供するOvertureは、米Googleと競合関係にあり、米AltaVistaやノルウェーのFast Search&Transferの一部サービスを買収するなどの対抗策をとっている。国際化戦略としては、最近韓国でサービス提供を開始したばかりだ。同社によると、パートナーサイトの広告テキストリンクのクリック数は好調に伸びており、前年同期が世界で5億8700万件だったのに対し、今四半期は6億800万件と上昇したという。また、同社の現在の有効広告企業数は、前四半期10%増で8万8000社と発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス