米DoubleClickなどが加盟する業界団体ESPC(Email Service Provider Coalition)は、対スパムを目的とした電子メールのレジストリと認証システムの技術を提供するためのプロジェクトを開始した。電子メール広告業界は、Project Lumosと呼ばれるこのプロジェクトで信頼獲得を狙う。
Project Lumosは、中央にあるレジストリを使って、電子メール送信者の登録、実証、追跡を行い、パフォーマンスの順位を与えるという仕組み。同システムへのアクセスを獲得するには、電子メールの送信者はアドレス情報を提供しなければならない。ESPCによると、同システムはISPとの連携が不可欠で、ISPが電子メール送信者の正確な情報を識別できるようになれば、現在電子メールトラフィックの4割以上を占めるといわれるスパムメールは減るだろうとしている。
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