CRMベンダーの米Siebel Systemsはさらなるレイオフ案を発表した。それによると、6月末までに250人をレイオフし、コスト削減と収益増を目指すという。
Siebelの今回のレイオフは、先日発表した第1四半期決算における業績悪化を受けたもの。同社の収益は前年同期の93%で、売上高は約3分の1減少している。同社によると、6月に終わる今四半期では、わずかに収益が増加する見込みだという。
同社はこれまで大規模なレイオフを2回行っており、そのほかにも、半年毎に社員の5%をカットし、新規に雇用するというパフォーマンス向上策をとってきた。
業績が悪化しているソフトウェアベンダーは同社だけではない。CRMブームの波に乗って一時は好調だったCRM業界だが、2年前より景気の波を受け、同社をはじめライバルのPeopleSoftなど業界全体が不振に苦しんでいる。
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