日本オラクルと日本ネットワーク・アプライアンスがストレージ分野で提携

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年04月24日 16時13分

 日本オラクルと日本ネットワーク・アプライアンスは4月24日、データベースとビジネスアプリケーションのストレージ分野に関して、両社が提携したことを明らかにした。

 両社は1997年の提携以来、ストレージ分野におけるデータベースシステムの構築でさまざまな技術協力を行なってきた。近年はNAS(Network Attached Storage)関連のソリューション開発協業に注力している。

 今回の提携により、「ストレージ分野の先進的なソリューションを日本市場に提供し、堅牢な情報システムを低コストで提供する」(両社)という。

 両社の提携内容は以下の通り。

  • 両社の製品を相互運用するため、最適化と機能拡張を目的とした技術と製品仕様に関して協力する。オラクルはOracle9iやOracle Collaboration Suiteなどのデータベース管理ソフト、NAはストレージ・アプライアンスのNetAppファイラーを基盤として、ソリューション構築のための検証を行う。
  • オラクルは顧客やパートナーに提供するソリューションの仕様にNAの製品を含める。この仕様を検証するため、オラクルは社内にソリューションセンターを設立する。
  • 両社の営業およびマーケティングの協業を行なう。パートナーや顧客に提供する技術、マーケティング資料、様々な営業ツール、ブランドメッセージなどを相互に活用する。
  • オラクルが推進している「Unbreakable Linux」戦略の実現のため、Linuxプラットフォームでの製品検証、マーケティング活動を積極的に展開する。

日本ネットワーク・アプライアンスのプレスリリース
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