J.D.エドワーズがサプライチェーンソフトウェアを発表

 エンタープライズアプリケーションベンダーのJ.D. Edwardsは4月23日、メーカーと卸業者の間で流通や在庫を効率よく管理するSCM(Supply Chain Management)ソフトウェアの新製品を発表した。同製品はSupply Chain Business Modelerという名称で、複数の異なるシステムのデータを集め、1つのデータウェアハウスの固まりとして集中的に管理することを可能にする。同社によれば、企業は異なるシステム間の通信のために、1サービスあたり最大7ドル近いコストを費やしているという。今回発表した製品は、そのコスト削減を実現することが狙いである。

 J.D. Edwardsのライバルとなるのは、SAPやOracle、PeopleSoft、そして最近この市場に参入してきたMicrosoftだ。Microsoftは2001年に流通管理ソフトウェア会社のGreat Plainsを買収し、本発表前日の4月22日には同製品の最新バージョンを発表したばかりである。同社によれば最新バージョンでは、SCM実現のための新機能がいくつか追加されているという。

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