ソニーは4月23日、100%出資子会社のエスエムイージェーを吸収合併することを発表した。22日に同社取締役会で決議した後、23日に合併契約書を締結したもの。今後は「簡易合併」の手続きに基づき合併を行なう。
エスエムイージェーは、ソニー・ミュージックエンターテインメントが2003年4月、音楽系事業と独立系事業をそれぞれ統括する2子会社に会社を分割したもの。2002年3月期の売上高は756億100万円、経常利益は43億2700万円だった。
今回の吸収合併は、同社が保有する音楽系事業統括会社、独立系事業統括会社およびソニーグループの他の事業会社の株式を、それぞれソニーのもとに集約するのが目的だという。「今後は、ソニーグループ全体の中でこれら事業の連携・強化を図る」(ソニー)
ソニーを存続会社とする吸収合併方式のため、エスエムイージェーは解散する。100%出資子会社との合併のため、新株式の発行および合併交付金の支払は行わない。今回の吸収合併が業績に与える影響は「軽微」(ソニー)という。
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