NTTドコモは4月23日、FOMA対応端末開発投資の対象企業にシャープを加えると発表した。これは、NTTドコモがメーカーに対し開発費用を負担し、FOMA対応端末の開発と普及を促進するという取り組み。NTTドコモが昨年度より実施している。
開発費用を負担する見返りとしてNTTドコモは、メーカー各社の端末設計に関する技術、ノウハウなどの権利を共有できるようになる。また、メーカーがこの投資の対象となる技術を使った端末を他の携帯電話事業者に販売する場合、NTTドコモは相応分のロイヤルティ収入が得られる。
NTTドコモはすでに、日本電気、パナソニック モバイル コミュニケーションズ、富士通、三菱電機に対して開発投資を行っている。今回シャープが加わったことで、合計5社に対する2年間(02年度と03年度)の総投資額は約420億円になる。
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