米eBayは米国時間4月22日、2003年第1四半期の連結決算を発表した。売上高は、前年同期比94%増の4億7650万ドル。純利益は前年同期比119%増の1億420万ドル(希薄化後の1株あたり利益は32セント)を記録した。一時的な費用を除いた場合、純利益は1億1620万ドル(希薄化後の1株あたり利益は36セント)となる。
トランザクション収入は4億6560万ドル。中核となる米国事業が前年同期比49%成長したほか、海外事業が同166%成長した。また、PayPal事業によるトランザクション収入は9220万ドルにのぼった。
eBayは好調な業績の要因として、効果的な統合マーケティングプログラムとユーザーの活発なサービス利用を挙げている。「第1四半期は全ての事業で記録的な業績を残し、eBayにとって素晴らしい四半期となった。事業全体にわたって長期的な成長が見込めることに、いっそう自信を深めている」(eBay社会長兼CEOのMeg Whitman氏)
また同社は、2003年通期の業績見通しを上方修正した。米国と海外事業、PayPal事業の堅調な伸びが追い風になると期待し、売上高を従来予測の19億ドルから20億5000万ドルに引き上げる。2003年第2四半期の売上高が5億ドル、第3四半期が5億1000万ドル、第4四半期が5億6400万ドルとの見込みである。2003年通期の希薄化後の1株当たり利益は、従来予測より0.15ドル高い1.27ドルとみる。四半期別では、第2四半期が0.30ドル、第3四半期が0.30ドル、第4四半期が0.35ドルと予測する。
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