米MontaVista Softwareは米国時間4月22日、MontaVista Linux Professional Edition 3.0用のJavaアプリケーション開発環境、IBM WebSphere Studio Device Developer(WSDD)5.0を発表した。
WSDDは、オープンソースでベンダ非依存の開発ツール、Eclipseをベースにしているという。「Javaアプリケーションの開発、製品展開、テスト、管理を行うためのソリューションであり、次世代スマートデバイス向け組込みJavaアプリケーションを構築できる」(MontaVista)
同環境では、統合開発環境WSDD Integrated Development Environment(IDE)に加え、J2MEの認証ランタイム環境であるWebSphere Micro Environmentと、カスタム化可能なランタイム環境、WebSphere Custom Environmentを提供する。
WSDD 5.0は、MontaVista Linux Professional Edition 3.0プラットフォーム上のビルド済み製品として、2003年第2四半期にリリースする予定である。また、MontaVista LinuxConsumer Electronics Editionユーザーの追加オプションとしても提供する。
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