Linuxの高機能化を推進する組織のOpen Source Development Lab(OSDL)は4月21日、新CEOとしてStuart F. Cohenが就任したと発表した。直前まで同氏は、組み込み機器向けハードウェアやソフトウェアを開発するRadisysの副社長を勤めていたが、それ以前は長年にわたりIBMに在籍していた。OSDLは新CEOの下、さらなるパートナーやスポンサーの誘致を進めていく計画だ。
OSDLは、2002年にIntel、Hewlett-Packard、NEC、Fujitsu、IBM、Dell Computerといった主要PCメーカーのほか、Red Hat、SuSE、Miracle Linux、MontaVista SoftwareなどのLinux関連ソフトウェアメーカーの協力を経て設立された。その目的は、マルチプロセッサベースの高機能なLinuxの開発など、商用UNIXやWindows Serverなどに匹敵するLinuxの機能強化にある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力