東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)は4月18日、それぞれのVDSLサービスで提供している装置に不具合が発見されたと発表した。
Bフレッツ マンションタイプのサービスでVDSL装置をレンタル利用している一部の顧客と、VDSL装置を購入して利用している顧客の環境で「稀にインターネットなどへの接続ができなくなるという事象が発生した」(同社)というのもの。
VDSL装置は、同一建物内の複数の顧客で共用するVDSL集合装置と、顧客宅内に設置するVDSL宅内装置で構成するが、今回不具合が発見されたのは、前者の集合装置「VH-50IIBOX16S」。両社では、同装置に組み込んでいるファームウェアのバージョンアップを実施することで、問題に対処するとしている。
NTT東日本では、約850台の装置で本事象が発生する可能性があるとしている。また影響を受ける可能性のある顧客数は約4500人。NTT西日本では約130台、約150人が影響を受ける可能性があるという。
NTT東日本で対象となるのは地域は、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県、宮城県、福島県、岩手県、青森県、山形県、秋田県、北海道。東京都、神奈川県、山梨県では本事象は発生しないという。NTT西日本では、富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県が対象となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス