東芝は4月17日、64kbps〜128kbps程度の低速なネットワーク環境に構築されたウェブシステムを対象にした、ウェブ高速化ソフトウェア「FlyingServ Webキャッシュ」を発表した。販売は5月9日から始める。
FlyingServ Webキャッシュは、動的コンテンツに対応するキャッシュ機能を搭載している。受発注業務、見積もり業務など、画面の一部が毎回変化する動的コンテンツの差分情報だけを転送し、キャッシュしているコンテンツと組み合わせてウェブ表示する仕組み。
東芝では、これによりウェブシステムの応答性能が上がるとしている。「回線そのものの高速化への新たな投資を行うことなく、ランニングコストを抑えたまま、ウェブシステムの性能向上を図れる」(東芝)
FlyingServ Webキャッシュは、サーバプロキシの価格が150万円/CPU、クライアントプロキシが15万円/CPU。対応OSは、両ソフトウェアともにRedHat Linux 7.3Jx。Windows Me、2000、XPに対応するクライアントモジュールは無償で、8月より提供する予定という。
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