ハンドヘルドメーカーのHandEraは16日、Palm OSベースの機器の出荷を5月31日をもって終了すると発表した。OSのライセンス料の値上がりが出荷終了の理由だという。
HandEraは旧社名TRG Productsで、Palm OSのハンドヘルド「TRGpro」と「HandEra 330」の2製品を取り扱っている。同社は小規模ながら、高解像度スクリーンやデュアルメモリスロットを搭載した機器を早くから発売していた。しかしハンドヘルド業界の状況が変わり、小規模企業が競争するには不利な市場になったと調査会社IDCのアナリストAlex Slawsbyは述べている。