米Advanced Micro Devices は16日、2003年度第1四半期の決算を発表した。売上高は7億1500万ドルで、純損益は1億4600万ドル、1株当たり42セントとなったものの、アナリストらの予測よりも低い下げ幅にとどまった。売上高9億20万円、純損益900万ドル、1株当たり3セントだった前年同期と比べると、売上高は減少し、赤字幅は拡大したことになる。
ビジネスを支えたのは、プロセッサとフラッシュメモリだ。PCプロセッサは対前期比11%増の4億6800万ドルを売り上げた。分野としてはモバイル、市場としては中国などアジア市場で健闘したという。携帯電話やネットワーク機器の需要に後押しされたフラッシュメモリは対前期と比べわずかにアップし、2億1800万ドルを計上した。
同社は今後の見通しについては明らかにしなかったものの、今年後半に量産出荷される次世代Opteronプロセッサが今後の鍵を握りそうだ。同社は来週、サーバー向けOpteron製品を発表することになっている。
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