NTTドコモは4月16日、GPS(全地球測位システム)機能を搭載したiモード対応携帯電話機を発表した。機種名は「ムーバF661i」(富士通製)。
本体に配置されたGPSボタンを押すことで、GPS衛星から受信した信号を緯度・経度の位置計算を行うDLP(Docomo Location Platform)センターへ送信し、現在位置情報を取得する。
この現在位置情報とiモードの各種機能を使って、周辺地図を表示したり、他のユーザーに自分の位置情報を教えることができる。例えばメール機能を利用すれば、現在位置情報をもとに位置情報URLを作成し、iモードのメールサービスで他のiモード端末に送信できる。メールの受信者は、URLをクリックし、送信者の現在地の地図を表示できる。受信者側のiモード端末の機種は問わない。
ムーバF661i <ギャラクシーシルバー>
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また、測位した位置情報は、名前を付けてメモ、電話番号、メールアドレスとともに保存できる。このほか、ムーバF661iの現在地を検索するといったASP(位置情報サービス提供事業者)のサービスも利用できる。
ムーバF661iは折り畳み型端末。サイズは、高さ97mm、幅49mm、厚さ28mm(折り畳み時)。重さは約115g。4月22日に販売を開始する。価格はオープン。
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