「IBMアクセス・サポート」は、同社のPC製品に導入されている同名のソフトウェアを利用して、「自動ソリューション」、「特定プログラムと設定のバックアップおよび復元」、「システム情報の表示」、「日本IBMからのメッセージ表示」といったメニューでユーザーをサポートするもの。これらの作業を進めるなかで、必要に応じて同社のホームページに自動的に誘導し、最新のシステムソフトウェアや情報を提供。これによって、ユーザー自身が問題解決を容易にできるようにサポートしていく。
サポートメニューの内容としては、「自動ソリューション」では、ユーザーのPCにトラブルが発生した場合に、問題判別から診断、修正までをソフトウェア「IBMアクセス・サポート」がガイドする。ユーザーは解決するまで画面に従って進んでいくだけでよく、それでも解決しない場合には、同社のホームページにアクセスし、eメールで質問することができる。また、修正プログラムなどの導入が必要な場合には導入方法なども案内する。
「保護と復元」では、マイクロソフトの「Internet Explorer」といった特定のプログラムやプリンタなどの設定をバックアップし、何かの原因で正常に動作しなくなった場合には設定項目を復元することができる。
「システム詳細情報の表示」では、ユーザーが利用しているシステムに関する情報を管理・表示することができる。情報は、システムの型番やシリアル番号から基本ソフト、メモリ容量などの情報に加え、BIOSのバージョンや保証期 間などの運用・保守管理情報に至るまで一元的に管理。これによって、たとえば電話サポートなどの際にも必要な情報を引き出しやすくなり、より短期間での問題解決を可能にする。
「日本IBMからのメッセージ表示」では、同社が発信している、BIOSやドライバなどのシステムソフトウェアの更新情報や各種サポート情報を受け取ることができる。同社からのメールを受信すると、ウィンドウ上のタスクトレイにあるアイコンが点滅する仕組みになっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」