小口貨物輸送最大手のUnited Parcel Service(UPS)は15日、同社が開発したハンドヘルド機、Delivery Information Acquisition Device(DIAD)の最新モデルを発表した。このハンドヘルド機は同社の輸送ドライバー向けに開発されたもので、赤外線、Wi-Fiなど4つの無線ネットワークと、CDMA1x、GSM/GPRSの2つの携帯電話ネットワークに接続が可能となっている。
複数のネットワークへの接続はバッテリーの消耗度が高いため、従来ハンドヘルド機が接続可能なネットワークの数は3つが最高だった。しかしラップトップPCに使用されるものとほぼ同じサイズというDIADのバッテリーは通常のドライバーの勤務時間であれば十分持続可能という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)