野村総合研究所(NRI)と伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は4月16日、大規模サーバによるモジュラーコンピューティングソリューションで協業すると発表した。同ソリューションの初年度販売目標を10社とし、同日より販売活動を開始する。
両社はモジュラーコンピューティングを「処理量に応じてコンピュータリソースを動的に変更できる仕組み」と定義する。
NRIは、CTCが扱っているイージェネラの統合型ハイエンドサーバBladeFrameをベースに、NRIが提供するコンサルティング、システム開発などのサービス/技術力を組み合わせ、「機動性と柔軟性を実現するモジュラーコンピューティングソリューションを開発した」(両社)という。「同ソリューションにより、大規模エンタープライズシステムのTCO(総所有コスト)の大幅削減が可能となる」(両社)
さらに両社は、BladeFrame上での各種ミドルウェアの評価検証やNRIが開発したモジュラーコンピューティングソリューションの再販ビジネスなど、協業範囲の拡充を図る方針も明らかにした。
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