デジタルガレージ(DG)とサン・マイクロシステムズは、DGのEコマースエンジン「Mojo」をサンが推進するWebサービス技術に対応させることで合意した。両社が4月16日に明らかにしたもの。
具体的には、サンがDGに技術協力することで、Javaの標準API「JAX-RPC」にMojoを対応させる。これにより、MojoでWebサービスの利用が可能となる。例えば、ECサイトで新規サービスを開始する場合でも、大幅な機能拡張を行わず既存のWebサービスを流用することで、新しいサービスの導入が容易に実現できる。
DGでは第一段階の製品として、Webサービス対応バージョンのMojoを、2003年5月にリリースするとしている。「米Amazon.comが提供しているものと同等のカタログデータと検索機能を備えた」(同社)という。同バージョンは、サンライズライセンシングカンパニーの運営するTINTIN NETSTOREで、2003年5月のリニューアルに合わせ採用することが決定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス