米インテル、第1四半期の決算:収益、純利益とも若干の減少、一株利益は予想を上回る

 米Intelは15日(米国時間)、2003年度第1四半期(1-3月期)の決算を発表。収益は67億5000万ドルで、前年同期の67億8000万ドルから若干の減少。また純利益は9億1500万ドルで、これも前年同期の9億3600万ドルより僅かに減少した。なお、一株あたり利益は14セントと変わらなかった。

 アナリストによる事前の予想では、67億ドルの収益で、一株利益は12セントと見込まれており、後者で予想を上回ったことになる。なお、事業部門ごとの内訳は以下の通り:

  • Architecture Business Group (PC向けCPUビジネス)は売上高57億6000万ドルでほぼ前年並み。
  • Wireless Computing and Communications Groupでは9800万ドルの損失を計上し、前年度の6800万ドルから赤字額拡大。

 同社ではフラッシュメモリーの価格を20〜40%引き上げたことが災いし、売り上げが予想を下回ったと説明。また第二四半期の見通しについては、収益が64〜70億ドルの範囲に収まると予想している。

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