ソニーのサイバーショットに不具合の可能性、無償の点検・修理サービスを実施

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年04月16日 12時13分

 ソニーは4月15日、販売済みのデジタルスチルカメラ「サイバーショットDSC-P1」について、無償による点検・修理サービスを実施すると発表した。

 「フル充電表示されているが、実際は十分な充電ができていない」「充電してもすぐに電源が切れる」といった症状の報告が寄せられているため、これらに対応するという。

 同社ではこうした症状について、これまでは「顧客の使用環境・保管状況の違いなどにより起こる事象」と考え、個別対応を行ってきた。しかし解析を行った結果、「顧客側の要因に加え、同機固有の諸要因の組合せで起こる可能性の高いことが判明した」(ソニー)。

 ソニーでは、

  1. カメラ本体の電源供給用端子の改善
  2. 充電用ACアダプターの電源供給用端子の改善
  3. 新品同等のバッテリーパックの使用
  4. カメラ本体のソフトウエア変更
を行うことで、症状が改善することを確認したと説明している。

 今後は、顧客のカメラ本体、充電用ACアダプター、バッテリーパックを預かり、無償で点検・修理するとしている。

ソニーのプレスリリース

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