Oracleは4月14日、航空機産業向けの新しいソフトウェアが5月に出荷される予定であることを発表した。このソフトウェアはOracle Complex Maintenance, Repair and Overhaul(MRO)と呼ばれ、部品の在庫管理を行い、経費の圧縮を実現するものだ。航空会社では、飛行機1機につき260万ドルの予備部品を保持しており、大手航空会社になると計16億ドルもの超過在庫を抱えているという。Oracleによれば、同ソフトウェアを使用することで、30%まで在庫を圧縮できるようになるとのことだ。
同社は今回の発表で、一般の航空会社ならびに、軍用航空産業など特定アプリケーション分野への参入を狙う。この分野では、SAP、MRO Software、Spirent Systemsといった競合がすでに存在している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス