PeopleSoftは4月14日、中小企業向けの業務管理ソフトウェアを発表した。同ソフトウェアは、人事や購買などさまざまな業務を合理化する13種類のコンポーネントから構成され、1コンポーネントあたり5万ドルで、最大5億ドルまでの価格範囲で導入可能だ。このパッケージ価格には、無限ユーザーライセンス、トレーニング、初期導入サービスまでが含まれる。同社によれば、3カ月未満での導入が可能なように設計がなされているという。
大企業向けの業務アプリケーション市場はすでに飽和状態を迎えており、SAPやOracleといった同分野のライバルは、その軸足を中小企業に移しつつある。今回の発表で、PeopleSoftもその潜在的な巨大マーケットへの参入を果たしたことになる。
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