ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は4月14日、DVDビデオプレイヤー機能を強化した新型プレイステーション2(PS2)を5月15日から発売すると発表した。価格は従来のオープンから、希望小売価格(2万5000円)に切り替えた。
新PS2では、従来のDVDビデオ再生機能に加え、新たにビデオモードで記録されたDVD-R/-RWディスク、VRモードで記録されたDVD-RWディスクの再生に対応する。ソニーやオランダRoyal Philips Electronicsが推進するDVD+R/+RWディスクの再生も可能。なおいずれのディスクも再生のみで記録はできない。また松下電器産業などが推進するDVD-RAMには対応しない。
このほか、DVDプログレッシブ再生の標準対応、リモートコントローラ受光部の内蔵といった機能強化を図っている。またファンノイズを従来に比べて30%以上低減している。
SCEIは、新型の専用DVDリモートコントローラ(2200円)も発売する。新型PS2では本体に受光部を内蔵するので、これまでリモートコントローラ使用時にコントローラ端子に差し込んでいた専用IRレシーバーは不要になる。これにより、「コントローラを複数個接続する場合の利便性を高めた」(SCEI)。また、新型DVDリモートコントローラでは、PS2本体の電源のオン/スタンバイ/リセットや、ディスクトレイの開閉操作が可能となる。
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