ソフトバンク・テクノロジー、ITインフラのコスト削減支援サービスを開始

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年04月14日 16時02分

 ソフトバンク・テクノロジーは4月14日、ブロードバンド技術を組み合わせて情報インフラのコスト削減を図るサービス「BB!コスト削減支援サービス」を開始すると発表した。

 同サービスは、「ブロードバンドネットワーク、最新IT、低廉な商品/サービスなどを最適に組み合わせる手法をサービスメニューとして体系化する」(同社)という。同社のCost Reductionセンター(CRC)が、プロジェクト計画立案/削減目標やROI明確化/サプライヤーへの発注/再構築などプロジェクト管理/効果結果の確認まで、一連のプロセスを顧客と共に進める。

 また同サービスでは、成果連動型支援方式と呼ぶ費用回収方法を採用する。この方式は、まず事前にコスト削減の実現可能性の対象領域を確認して、削減計画を立案/実施する。そして、新システム運用後に改めて削減効果を測定し、その範囲内から支援費用の支払うというもの。こうした方式をとることで、「サービスの導入が容易になると同時に、より高いコスト削減効果を得られる」(同社)。サービス料金は100万円からとし、支援レベルに応じて見積もりを行う。

 コスト削減サービスの対象は、以下の4分野とする。

  1. BB-WAN:ブロードバンド向けネットワークソリューション。VPN/光/IP統合などの技術を適用し、回線/通信/保守/運用コストを削減する。
  2. BB-Office:電話/ファックスソリューション、ビデオ会議/放送ソリューション、オフィス内無線LANソリューション、遠隔管理/監視ソリューションで、VoIP/ビデオ・オン・デマンド(VOD)、無線LANなどの技術を適用する。通信/配線工事/保守コストを削減する。
  3. BBサーバ/ストレージ統合:Linux化ソリューション、統合ソリューション、バックアップ効率化ソリューションを組み合わせ、ハード保守費用、データバックアップ、運用コストを削減する。
  4. BB-運用監視:遠隔監視ソリューションおよび運用効率化ソリューションにより365日24時間の監視/統合運用遠隔管理を導入し、オンサイト監視による監視要員のコスト削減、過剰運用監視コストの削減を実現する。

ソフトバンク・テクノロジーのプレスリリース

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