不況下でも企業買収を加速させるシスコ

 Cisco Systemsは米国時間4月11日、セキュリティソフト会社のOkena買収が完了したと発表した。Okenaは、ネットワーク通信において不正なアクセスがないかを検出するソフトウェア。CiscoのスイッチCatalyst 6500とともに出荷すると、同社では説明する。

 不況が続く経済状況だが、Ciscoの買収活動は止まらず、2003年はむしろ上昇している。2003年1月に1億5400万ドルでOkenaを買収すると発表する前には、インターネット電話向けソフト会社のSignalWorksと、ホームユーザー向けネットワーク機器の製造・販売を行うLinksysの2社の5億ドルでの買収を表明していた。

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