電子商取引用技術ebXMLのアジア地域における普及促進を目的とする団体、ebXMLアジア会議は、同地域内の企業/組織の提供するebXML関連製品について相互接続性テストを実施し、「良好な結果を得た」と発表した。電子商取引推進協議会(ECOM)が4月11日に明らかにしたもの。
検証作業はebXMLアジア会議の相互運用性タスクグループが担当した。テストはECOMが発行したガイドライン「ebXML相互接続テスト仕様書」に沿って行い、ebXMLメッセージサービス仕様に従った相互接続について基本機能の動作を確認できた。
テストに参加した企業/組織は、富士通、日立製作所、インフォテリア、NEC、NTTデータ、サン・マイクロシステムズ、韓国Innodigital、韓国KTNET、韓国POSDATA、韓国Samsung SDS、CECID, 香港大学(中国、香港特別行政区)、SKLSE, 武漢大学(中国)、台湾GCOM、シンガポールCrimsonLogic。
なお、相互運用性タスクグループはebXML互換性テストの第2ラウンドを近日中に開始する予定である。ebXMLアジア会議は第2ラウンドの結果に基づき、「ebXMLアジア会議 接続性認証プログラム」を立ち上げるとしている。同プログラムでは、テストに合格した企業に対しメッセージの信頼性を保証する資格を与える計画という。
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