米Yahooは「Save Smiley」と呼ばれるキャンペーンを実施している。この名称は、Yahoo Instant MessengerのSmiley-faceアイコンを元にしたものだ。このキャンペーンでは、もしユーザーがオフィスからIM(Instant Messaging)を利用しようとして、会社が設定したセキュリティによって妨害されて通信できない場合、その旨を連絡するように伝えている。連絡を受け取った同社は、エンタープライズ向けのIM製品をその企業に売り込む公算だ。
企業向けのエンタープライズIM市場は、現在盛り上がりを見せつつある。IBMやOracle、Sun Microsystemsといった企業が同様のソフトやサービスを提供しているほか、MicrosoftはMicrosoft Real-Time Communication Server 2003(コード名:Greenwich)という新製品のリリースを発表している。
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