Internet Engineering Task Force(IETF)の知的所有権ワーキンググループは9日夜、特許技術のIETF標準採用を制限することについて、グループ内の合意は得られなかった事を明らかにした。メンバーの投票の結果、「妥当かつ非排他的な(reasonable and nondiscriminatory:RAND)」ライセンスつきの特許技術なら標準に採用するという現状を維持する結果となった。標準でRAND技術を採用すれば、標準技術を使うのに特許利用料が課金されてしまい、通常無償で提供されているオープンソースライセンスの意味がなくなるとして、オープンソース開発者などが大反対している。
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