Microsoftは9日、ニューヨークで開催されたAIIM Expoで、パソコンと電話の統合を同社の戦略の究極的目標として掲げた。同社は、電話での通話をインタラクティブなパソコン環境に組み込むソフトウェアを構築中だという。また同社は、電子メールや音声通話、テレビ会議、インスタントメッセージを1つのソフトウェアプラットフォームに結合する、大規模なリアルタイム通信戦略の枠組みを今後明らかにしていくという。
Microsoftの戦略の中心となるのは、最近リリースされたGreenwichサーバソフトウェアだ。これは本来、インスタントメッセージの安全性確保を目的としたものだったが、今後はこれにIP電話やビデオ会議機能を統合して、企業が全ての社内通信を一元管理できるよう強化していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」