KDDIは4月2日、イラク向けの国際電話が丸3日間、途絶状態にあると発表した。同社によると、現在同社が利用している7カ国7ルート以外の中継ルートを確保しようとしているが、新たなルートはまだ見つかっていないという。
同社は3月中旬からイラクへの国際電話の対応に追われている。イラク情勢の緊迫化により、同社のイラク宛国際通話トラフィックが急増した。そのためKDDIは3月18日、イラク向けの中継ルートを通常の2カ国経由2ルートから4カ国経由4ルートに拡大して対応した。その後、トラフィックがさらに増大したため、20日午前11時、中継ルートを7カ国経由7ルートに拡大した。しかしそれでも、3月30日午前5時頃から4月2日現在まで、ほとんどつながらない状況が続いているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス